「いつか王子様が」(Some Day My Prince Will Come)は、もともとディズニー映画「白雪姫」(1937年)の中で使われていた曲でした。

楽曲が大変よくできていたので、この後多くのジャズミュージシャンたちがこの曲をカバーするようになったのです。

中でもビル・エヴァンス(Bill Evans)のピアノ演奏によるバージョンはよく知られています。

エヴァンスはモダン・ジャズの代表的なピアニストで、数々の名演を残しました。

チック・コリアやハービー・ハンコックといったミュージシャンたちに多大な影響を与えた存在としても記憶されます。

ビル・エヴァンスが1959年にリリースしたアルバム「ポートレイト・イン・ジャズ」(Portrait in Jazz)はジャズの名盤と呼ばれ、その中に収録された一曲が「いつか王子様が」でした。

いつ聴いてもいいなぁと思います。

この曲のほかには「枯葉」(Autumn Leaves)の演奏も大変有名。

オリジナルはシャンソンであった「枯葉」が最初からモダンジャズだったんじゃないか、と感じられるほどナチュラルに表現してみせました。

天才的なジャズピアニストだったエヴァンスですが、薬物中毒のため51歳で亡くなっています。