20世紀の三大ジャズシンガーとして、ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーンと並び称されているのが、エラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald)です。

その功績は大変なもので、グラミー賞は13回も受賞、3つの大学から名誉博士号を授与されるなど、生前から高い評価を受けた人でした。

晩年は病気で目が見えなくなりましたが、エラは80歳近くまで生きました。

ビリー・ホリデイが薬物やアルコール中毒で早世したこととと比べると、現役時代は充実したアーティスト人生が送れたといえるでしょう。

「ミスティ」(Misty)は、1954年にジャズピアニストのエロール・ガーナーが作曲した作品です。

ロマンティックで覚えやすいメロディラインを持つこの曲はスタンダードナンバーとなり、数多くのシンガーにカバーされました。

エラのバージョンは、彼女の特徴である、明るく澄んだ声が魅力的です。

夜更けのバーなどでゆったりと聞くのにもってこいな雰囲気があります。