ホルガー・シューカイ(Holger Czukay)は、ドイツのミュージシャンです。

今年9月に亡くなりましたが、日本との縁が深い人でした。

彼が1979年に制作したアルバム「Movies」(ムーヴィーズ)に収録されていた「ペルシアン・ラブ」は、コーランのような歌から始まる不思議な雰囲がの漂う作品です。

日本では、サントリーウイスキーのCM音楽として使われて注目を集めました。

それまで中近東の音楽にあまり馴染みがなかった日本で、この作品がもたらした影響は大きかったと思います。

この当時としては相当に実験的な作りがなされていた本作では、ラジオでオンエアされたイラン人の歌手の歌声をサンプリングし、それをもとにリミックスを重ねた末にできあがったものだそう。

冒頭で聞かれるコーランを思わせる歌声は、そういう過程を経て生まれたものだったんですね。

アルバム「Movies」は商業的にもヒットし、イギリスの年間チャートで5位という記録を残しています。