ビートルズが設立したアップルレコードからアルバムを出し、ポールが作詞作曲した「come and get it」という曲でヒットを出したバッドフィンガー(Badfinger)。

個人的にビートルズの「香り」がする音楽傾向のことを「ビートリッシュ」と呼んでいますが、彼らは正にビートリッシュなバンドの第1号でした。

ボーカルのピート・ハムは才能豊かな人で、この曲以外にもたくさんの素晴らしい作品を書いています。

ニルソンというアーティストの歌で有名な「WITHOUT YOU」という作品が、実はピートの曲だということは多分あまり知られていないと思います。

契約関係の問題などで、彼らのCDは永らく発売されずその間ものすごい量の海賊版が出たことも今となっては懐かしい思い出です。

4人いたメンバーのうち、ピートとトム・エヴァンズの2人が自殺で亡くなるという「悲劇のバンド」としても知られている彼らですが、日本でもヒットした「嵐の恋(NO MATTER WHAT)」と「デイ・アフター・デイ(DAY AFTER DAY)」は今聞いても名作だと素直に思います。