蘇永康は、香港の歌手・俳優で、英名はウィリアム・ソー(William So)と言います。

彼が1997年に発表したアルバムタイトルが「情來自有康」。

私はこのアルバムを香港で買いました。

ちょうど香港が中国本土に返還される直前の頃のことです。

現地はちょっとしたお祭りムードに包まれていました。

世界各国から「イギリス領土下」にある香港の最後の時を楽しもうとたくさんの観光客が集まっていましたね。

私には香港音楽に関する知識はまったくなかったので、CDショップにぶらりと入り、いくつかを視聴してみた中で、「これいいなぁ」と思ったものを購入したのです。

それがこの作品でした。

蘇永康は1989年にデビュー。

1997年に所属レコード会社を移籍してから人気が徐々に上がっていきました。

ということは、私がこのアルバムを買った頃は彼の人気が上がっていたころになりますね。

1998年の年末には、初の香港コロシアム(紅館)でソロコンサートを開催し、その年に最もチケット入手が困難なアーティストとなりました。

アルバムを通して、都会的なAORテイストの曲を聴くことができます。

泥臭さがほとんどなく、言葉が広東語であることを忘れてしまうほど、欧米っぽい感覚に貫かれています。

そして彼は、かなりの日本通、日本びいきな人だそうです。