清涼感があって、真夏の避暑地の風景が眼の前に浮かんでくるようなイージー・リスニング作品といえば、これ。
パーシー・フェイス(Percy Faith)の「夏の日の恋」(A Summer Place)は、1959年に公開された同名タイトルの映画、「避暑地の出来事」(A Summer Place)のテーマ曲です。
この曲は自分が相当小さかった頃から、いつのまにか耳に残りずっと気になっていた曲でした。
だから、タイトルがわかった時はすごく嬉しかったのを覚えています。
ストリングスが本当に美しく響いて、まったく濁りがないサウンドが特徴的ですね。
色で例えるなら、澄んだ青空、アルプスの雪の白、湖のエメラルド・グリーン。
そんな印象を与える作品です。
おそらくタイトルは知らなくても、聞けば誰もが「聞いたことがある」と思う一曲ではないかと思います。
特に夏になると聴きたくなる作品のひとつ。
汗がすーっと引っ込んでいくような感覚になります。