1970年のデビュー当時から、もともとはサザンロック寄りな泥臭さのあったドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)。

そのサウンドが、マイケル・マクドナルド(Michael McDonald)の参加によってがらりと変わりました。

「イット・キープス・ユー・ランニン」( It Keeps You Runnin)は、1976年に発表されたアルバム「ドゥービー・ストリート」(Takin’ It to the Streets)に収められていた一曲。

清涼感と落ち着きがある、耳に心地よいサウンドです。

この頃から彼らは都会的でスマートな音作りをするようになっていきました。

古くからのファンにはあまり喜ばしい変化ではなかったかもしれません。

しかし新しいファン層を開拓することになったのも事実です。

私は泥臭さのある彼らも好きでしたし(特に1974年の「ブラック・ウォーター」(Black Water))、後期のAOR色の強い大人っぽい彼らの音も好きです。

どちらにもそれぞれの良さがあると思いながら聞いていました。