私がザ・スミス(THE SMITHS)に「開眼」した曲がこれ。

「心に茨を持つ少年」(THE BOY WITH THE THORN IN HIS SIDE)(1985年)です。

邦題にはあまりピンとこないものが多いのですけれども、この曲に関してはオリジナルタイトルを素直に訳しただけなのに、とてもこの曲のイメージがよく出ていると思います。

2017年になってから、この曲のデモ・ミックス・バージョンをシングル盤として発売することがわかったりして、もしかしたらスミスが再結成!?などとちょっぴり期待したりもして。

多分そういうことはないんでしょうけど、いつ聴いてもスミスの音楽はみずみずしいなぁ。

もっとも、これは英語詞をストレートに理解できない日本人の私だからそう思うのか。

実際はボーカル・モリッシー(Morrissey)が書く詞は、めちゃめちゃ自虐的で暗いんです。

この曲の内容をざっと要約すると、「心に茨を持つ少年 憎しみの裏には殺意すら芽生えるほどの 愛に対する渇望が隠れている どうすれば人は僕の言うことを聞いてくれるんだろうか 今信じてくれないなら いつ信じてくれるというのだろうか・・・」といった感じで、超内向的です。

ただ、サウンドがもう奇跡的に透明感があって美しいから、みずみずしさの方が強く感じられるのかもしれません。