2016年に亡くなったデヴィッド・ボウイ(David Bowie)。

数多くのヒット曲を持つ彼ですが、1970年代の彼はひときわ輝いていたと思います。

とにかくミステリアスでした。

まだ男性・女性の区別がはっきりとしていたあの時代に、「ユニセックス」な魅力を打ち出し、自ら性を超えた存在の「ジギー・スターダスト」という人物になりきり、きらびやかな世界を展開したのです。

ここで取り上げた「スターマン」(Starman)は、1972年にアルバム「ジギー・スターダスト」(The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)の中の一曲。

「There’s a starman waiting in the sky」(スターマンが空で待っている)というサビ部分は、いつ聴いてもうっとりします。

目の前にぱぁっと、宇宙が開けるようです。

星がきらめく夜空にゆらゆらと佇むスターマン。

ボウイはこの曲の中で、子供達に語りかけるスターマンとして歌っています。

子供の時にしか見えないものがある、というのはよく聞く話。

このスターマンもそんな存在のように思えます。