エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything But the Girl)は、1980年代にデビューした男女デュオグループ。

トレイシー・ソーン(Tracey Thorn)と、ベン・ワット(BEN WATT)は、のちに結婚しました。

通称、EBTGのサウンドの特徴は「清々しさ」ではないかと私は勝手に思っています。

もともと短期間だけのつもりで結成されたグループだったそうで、スタートがそういう感じでしたから、あまりがっついた感じがしない。

そんな清々しさが良かったのかもしれませんね。

また、トレイシーの低く抑え目なトーンの声質は、涼しげで聞いていてとても心地よかったです。

ここで取り上げた「キッド」(Kid)は、1991年に発売されたアルバム「ラブ・ノット・マネー」(Love Not Money)の中の一曲。

プリテンダーズの「愛しのキッズ」をカバーしたバージョンです。

プリテンダーズバージョンは、躍動感にあふれたロックテイストだったに対し、こちらの方はアコースティックな味付けで、同じ曲とは思えないほど。

昼下がり、海の漣(さざなみ)がきらめくのを感じるような、心落ち着く仕上がりになっています。

個人的に私はトレイシーの声が大好きです。