プリテンダーズ(The Pretenders)は、イギリスのバンドです。

紅一点・ボーカルのクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)姉さんは、アメリカ出身。

もとはライターとして仕事をしていたらしいですが、並行してやっていたバンド活動が次第にメインになっていきました。

「愛しのキッズ」(Kid)は、1979年発売の作品。

この時代売れっ子のプロデューサーだったクリス・トーマス(Chris Thomas)がプロデュースしました。

きらめくような若さが眩しい曲ながら、クリッシーの甘さを抑えたボーカルがこの曲をぐっと引き締め、心に迫るものにしています。

ところでタイトルの「キッド」(邦題ではキッズと複数形になっていますが、本来は単数形)ですが、子供のことではなく、おそらく年上の女性から年若い男性に向けた呼びかけの言葉だろうと思われます。

クリッシーは、この作品が出た当時まだ20代後半でした。

でもその低く落ち着いたトーンの声には、年若い相手を納得させるだけの貫禄が十分ありました。

今聞いてもとても大人な女性というイメージがあります。