クリスマスも終わり、2016年も残すところわずかとなりました。

大晦日が見えてくると、必ずどこかから聞こえてくるのがベートーベン(Ludwig van Beethoven)の「交響曲第九番」です。

簡単に「第九」と私たちは呼んでいますが、正確な名称は「交響曲第9番ニ短調作品125」。

副題として「合唱付き」がつくことも多く、この時期あちこちで大人数の混声合唱を交えた演奏会が開かれます。

私たちがこの中でも最も親しみを持って聞いているのは、第四楽章の主題旋律です。

この部分は「歓喜の歌」と言われることもあり、実際に聞いていると体全体であふれんばかりの幸福感を表現しているなぁ、と感じさせられるのです。

こんな素晴らしい曲を、聴力を失っていた人が作れるとは。

人間の能力の計り知れなさをも感じさせる「第九」を今年も聞きながら、来るべき新しい年に希望を託したいと思います。