正式なタイトルは、「レクイエムニ短調K.626」。

モーツァルトが晩年に作った名曲として知られており、荘厳な印象を与えるレクイエム(鎮魂歌)です。

男女混成コーラスが演奏とともに流れますが、「どっかで聞いたことある!」と思われる方も多いはず。

そう、テレビドラマの中でとてもよく使われているんです。

最近では「相棒」シリーズのあるエピソードで効果的に使われていました。

魂の苦悩をストレートに伝えてくるような重みがあるので、誰かが重大な決断を下す場面などに使用されることが多いようです。

それにしてもやはりモーツァルトという人は特別な才能を天から与えられていたんだなぁと思わされます。

映画「アマデウス」では、秀才ではあるものの決して「天才」ではなかった作曲家アントニオ・サリエリが、息をするように軽々と素晴らしい曲を生み出すモーツァルトに嫉妬し、苦しむ姿が描かれていました。

「生涯にこういう作品が1つだけでも作れたらそれでいい」もしかしたらサリエリはそう思ったかもしれません。

なお、この「レクイエム」はモーツァルトの死によって未完成になったのですが、後に弟子の作曲家が補筆して完成させたそうです。