アメリカで1975年にヒットしたマイケル・マーフィー(Michael Murphey)の「ワイルドファイヤー」(Wildfire )。

日本ではほとんど話題にならず、この人自体の認知度もかなり低いのではないかと思います。

個人的には、この曲にかなり思い入れがあったので、ここで取り上げてみました。

この曲がよくラジオから流れていた頃、同じようなテイストのシンガーとして活躍していたのがジョン・デンヴァー(John Denver)でした。

彼の方は「故郷に帰りたい」(Take Me Home, Country Road)という曲で日本でもかなり有名ですね。

ジョン・デンヴァー同様マイケル・マーフィーも、大自然を想起させるおおらかさと優しさを持ち合わせた声が魅力でした。

強いて違いを挙げるなら、ジョン・デンヴァーの方は草原、海原、湖など、キラキラした自然のイメージ、一方のマイケル・マーフィーは荒野、夕陽、などもっと土っぽい匂いの自然のイメージが強かったように思います。

タイトルのワイルドファイヤーは仔馬の名前。

その仔馬を追いかけてある冬の日に家から飛び出していったまま死んだ「She」のことを歌ったこの曲を聴いていると、行ったこともないのにアメリカの荒野が目の前に開けて見えるような気がします。