バンド名がずばり「エレクトロニック」。

なので、当然のようにそのサウンドも、エレクトリック(電子音楽)なものでした。

このバンドのギタリスト、ジョニー・マー(JOHNNY MARR)は、ザ・スミス(THE SMITHS)のギタリストだったことで有名。

天才ギタリスト・ジョニーは、今回取り上げた「ゲッティング・アウェイ・ウィズ・イット」(GETTING AWAY WITH IT)(1990年)の中でも流麗なプレイを聴かせてくれます。

ボーカリストがニュー・オーダーのバーナード・サムナー、そしてペット・ショップ・ボーイズのニール・テナントがコーラスで参加、さらにドラマーがABCのデヴィッド・パーマーという豪華なメンツ。

これだけ揃えばむしろ良い作品が出来上がらないほうがおかしい!

加えて、ジョニー・マーというすごいギタリストが参加しているのですから、この曲が美しくなるのも当然でしょう。

メロディ全体は淡々としているのですが、間奏部で流れるジョニーのギターソロがとてもエモーショナル。

さらにオーケストレーションも哀愁を帯びた美しいアレンジになっているので、最後までだれずに聞くことができます。

それにしてもネオアコのカリスマバンド、ザ・スミスのギタリストから、エレクトロニックのギタリストへ、というジョニーのぶっとび具合には、当時個人的にとてもびっくりさせられました。