日本で特に好まれて聞かれるジャンルのひとつ「AOR」(Adult Oriented Rock)。

落ち着きがあって、知的で大人でも楽しめる音楽として人気です。

そのAORの中の名曲のひとつが、今回取り上げるビル・ラバウンティ(Bill LaBounty)の「涙は今夜だけ」(This Night Won’t Last Forever)(1978年)です。

邦題がいかにも、ですが曲のクオリティは素晴らしいの一言に尽きます。

ビル・ラバウンティはアメリカのシンガー・ソングライター。

同じミュージシャン仲間からの評価が高い、いわゆる「ミュージシャンズ・ミュージシャン」の一人でもあります。

この作品ではソフトで繊細なビルの歌声とともに、バックに流れるスティールギター風の演奏も強く印象に残ります。

心にぐっと迫る、切なさを喚起する旋律が秀逸です。

日本にもラリー・カールトンのゲスト・ボーカルとして2013年に来日。

変わらぬ歌声で聴衆を魅了しました。