ティーンエイジャーだった頃、ストレスがたまると無性に聴きたくなる曲がありました。

それがグランド・ファンク・レイルロード(Grand Funk Railroad/略称GFR)の「アメリカン・バンド」(We’re an American Band 1973) です。

アメリカのハードロック(ヘヴィ・ロックともいう)バンドの代表的存在とも言われた彼らは、1960年代末にレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の前座としてライブを行った際、その破壊的にすさまじいパフォーマンスで一躍有名になりました。

特徴は何と言ってもその「でかい音」。

細かいことは気にしない、大きいことはいいことだ(というフレーズは70年代日本で流行りました)、そんな感じでドラムスがドカンドカンと響き渡り、ボーカルの声もとにかくお腹の底にまで響くようなボリュームがありました。

60年代のヒット曲「ロコモーション」(The Loco-Motion)をハードロックバージョンにカバーした作品が彼らの最大ヒットではありましたが、個人的には前述した「アメリカン・バンド」がとにかく大好きで、むしゃくしゃすると部屋に閉じこもって大音量でこの曲をかけ、時には一緒になって大声でがなり立てたものです。

するとそのあとはすっきり(笑)

作品は我が敬愛するトッド・ラングレン(Todd Rundgren)師匠がプロデュースしただけあって、ただ音がでかいだけじゃない、しっかりと心に残る旋律のものとなっています。