2016年に来日コンサートを行ったと聞いて、びっくりした(失礼ながら)アーティストがいました。

それがアル・スチュワート(Al Stewart)です。

彼のヒット曲として有名なのが、「イヤー・オブ・ザ・キャット」(Year of the cat 1977)でしょう。

というか、彼の作品と聞いて頭に浮かぶのはほぼこれしかないというのが、正直なところです。

イントロの美しいピアノ演奏から続く、つぶやくようなアルの歌声。

間奏部分での印象的なアコースティック・ギターソロとサキソフォンソロ!

これらがぴったり一体化して、独特の世界を作り上げています。

個人的にこの曲は「夜」のイメージなのですが、歌詞の内容を知って納得。

これは「自分は『猫の年』(イヤーオブザキャット)から来た」と言う、不思議な女性と出会った「ある男」の物語なのです。

曲全体になんとも言えない妖しく甘い雰囲気が漂っているのは、そういった摩訶不思議な物語がベースになっているからだったのですね。

そしてこのアル・スチュワートがまだまだ現役で元気に音楽活動をしていることを知って、驚きながらもなんとも嬉しい気分になりました。