ペイル・セインツ(Pale Saints)は、イギリスで1980年代後半に結成され、90年代半ばまで活動したバンドです。

ジャンルとしては、現在「シューゲイザー」と呼ばれているカテゴリに入る音楽性を持っていました。

ちなみにシューゲイザーとは、ノイジーなギターサウンド、変則ビート、囁くようなボーカル、耽美なイメージなどの特徴がある音楽を行うアーティストのことを言います。

彼らが活動している時には、こういう名称はまだありませんでした。

シューゲイザーとして、彼らと同時期に活動して有名だったグループには、ジーザス&メリーチェイン、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインらがいます。

そんなシューゲイザーの代表格であったペイル・セインツが1991年にシングルCDで発表した「キンキー・ラブ」(Kinky Love)は、彼らの作品中ではかなり毛色が変わっています。

この曲、もともとはアメリカの女性歌手・ナンシー・シナトラのものでした。

ナンシーバージョンは聴いたことがないので比較できませんが、ペイル・セインツ版のこの曲には、うっとりとするようなロマンチックムードが漂い、ボーカルのメリエル・バーハム(Meriel Barham)もとても気持ちよさそうに歌っています。

このシングルCDが出た時は、即買ったことを今でも覚えているなぁ。

ペイルセインツのCDはこれ一枚しか持っていません。それくらい私にとっては、印象深い奇跡の一曲でした。